月経困難症(月経痛・生理痛)の概要

月経困難症(月経痛・生理痛)とは、月経直前または月経開始とともに、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛などが強く出現し、寝込んでしまうなど日常生活に支障をきたす場合をいいます。

月経困難症は、目にみえるはっきりとした異常がないのに痛みが起こる機能性月経困難症と、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫、子宮奇形など目にみえるはっきりとした異常があって起こる続発性月経困難症に分類されます。

月経困難症のうち、機能性月経困難症が最も多いといわれています。機能性月経困難症は、プロスタグランジンという物質によって引き起こされます。

プロスタグランジンが過剰に分泌されると、子宮の収縮が強くなり、痛みが増すこととなります。

 

月経困難症(月経痛・生理痛)に対する施術

機能性・続発性月経困難症のいずれにおいても、鍼灸施術により下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛などが楽になりますが、機能性月経困難症のほうが改善しやすいといわれています。

また、月経中の痛みが強いときにも施術可能ですが、あらかじめ予防的に施術を行うことで痛みに対する不安感を消失させ、それが痛みを和らげることもあります。

月経は月に1度しかなく、3ヶ月ほど経過してから改善がみられる場合が多いので、鍼灸施術は1~2週間に1度の割合で、3ヶ月(1クール)ほど継続することをオススメします。

 

セルフケア

① 体を温める:下腹部や腰にひざ掛けや毛布をかけたり、カイロをあてるなどして、子宮や腰まわりを温め、血行をよくしましょう。夏は、冷房で冷えすぎないようにお湯 につかって全身を温めましょう。
② 適度な運動、ストレスの解消:体を動かすことで全身の血行がよくなり、またストレスの発散にも効果的です。日頃からストレスを溜めないよう、自分なりのストレス解消法を持ち、リラクゼーションをはかりましょう。月経痛がひどいときは、激しい運動は避けましょう。

③ 鎮痛薬を利用する:我慢すれば良いというわけではないので、あまりにも痛みがひどい場合は、本格的に月経痛が起こる前に服用するとよいでしょう。そうすることで、少ない鎮痛薬の利用ですむこともあります。

④ ツボ療法:三陰交穴(内くるぶしの上指4本分上で、骨のきわ)へのツボ押しやお灸を 行うとよいでしょう。

スターコンディショニング鍼灸整骨院では、熟練された鍼灸、整体、運動を組み合わせた施術であなたのつらい症状が楽になるお手伝いをいたします。

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