筋膜とは

筋膜とは全身を覆う薄い膜(ボディースーツみたいな)です。筋膜には浅筋膜と深筋膜があります。

皮下脂肪と皮下脂肪と筋肉の間にあります。

人間の身体でなぜ痛みが発生するのか

筋膜はコラーゲン層が重なり合い、自律神経終末と呼ばれる痛みを感知するセンサーのようなものが多くあります。

層の間にヒアルロン酸が潤滑油の役割をすることで筋膜は滑りあって動くことができますが、ヒアルロン酸が固まってしまうとコラーゲン層が滑らなくなります(筋膜のコリ)

正常なヒアルロン酸分子は小さくてサラサラしていますが、異常なヒアルロン酸分子は大きく硬くネバネバとなります。

大きいために痛み感知センサーに引っかかり痛みが生じます。

筋膜調整のメカニズム

異常ヒアルロン酸分子は熱に弱いため、熱を加えることで正常にしていきます。

熱を加える(起こす)ために『圧迫』と『摩擦』を加え炎症を起こし正常なヒアルロン酸分子に戻します。筋膜調整は異常分子を圧迫と摩擦で意図的に炎症を起こす。分子を小さくすることで筋膜のこりを解消し、痛みを感じるセンサーが正常化され痛みの改善につながります。

体性自律神経反射

ISTMの振動刺激により神経の受容器である伸張レセプターに働きかけます。(体性自律神経反射)すると凝集化したヒアルロン酸及びそれにより配列が変化しゲル化された基質は、血流の増加により温度が上昇し、流動化されることで通常のゾル状へ戻ります。

結果、滑走性が正常化して可動域拡大や運動痛の減少につながります。

体が求める適切な刺激を加えることで体が反応

→高密度化した内部環境が変化

→ストレッチレセプターが反応

→可動域が広がる

★神経反射により血流が増加し、ヒアルロン酸の水分量が回復します。

★筋肉同士の滑走性が回復し、可動域が拡大します。

特殊な器具で皮膚をこすると、筋膜をはじめとする硬くなった軟部組織が破壊されます。

壊された軟部組織は皮下での炎症反応を起こし、赤いアザのようになります(通常、アザは数日で消失)。炎症反応の部分は内出血のため血流が増加します。血流が増加したことで血行が良くなった結果、ヒアルロン酸に水分も届けられて滑走性が正常化します。

壊れた軟部組織は、柔らかい正常な組織として再生します(リモデリング)。

筋・筋膜の癒着について

頭のてっぺんから脚の先までを覆う薄い膜のことを言います。皮膚が身体の外側を覆っているように、筋膜は身体の内側の筋肉・腱・靭帯・骨・関節・内臓など全てを個々に覆い(互いの連結を保ちながらも)相互の動きを可能にしているのです。

身近にあるものでグレープフルーツの厚い皮を剥いた時を思い出してください。実を包む甘皮は、外皮との間に蔓延(はびこ)る白い線維により双方を適度に連結されています。

人体においては、甘皮が筋膜であり、外皮との間にある線維が癒着のもとになる線維結合組織です。人体にも同様のしくみがあり、各筋肉は筋膜により分離されると同時に適度な動きが保たれています。柑橘類に稀に見かける、実と外皮が硬くくっついたのもが癒着のモデルと云えますが、人体の中で筋膜間の線維結合組織が不要に増えたりことで筋膜間の動きが失われたものが癒着であり、病巣周囲の動きを失った筋・筋膜は血行が低下し、退化して痛みや凝りの原因になります。

筋膜はいつ癒着が進行するのか

毎日の生活の中で夜寝ている間やパソコン・デスクワークなどでずっと同じ体勢でいる時に作られます。例えば、朝起きて後ろに体をそって腕をうーんと上にのばしてストレッチするときやパソコンに集中した後に背伸びをしたい時等は、背中から肩にかけての筋膜癒着を取り除いて隣接する組織がスムーズにスライドするように無意識に行っているものなのです。

どこかに怪我をした後に、痛みを恐れて放置していると夜寝ている間にできた筋膜癒着がとれずに残り、次の日も動かさないでいると更に癒着は進行するのです。

パソコン姿勢で一日10時間同じ格好で10年だとしたらどのような事になっているのでしょうか?また癒着は、同じ動きを繰り返していても起こります。例えば、繰り返し行っている腕を伸ばして肩を前にして行っているマウス操作等も同じ筋肉しか使っていません。このような動きの連続でも筋・筋膜の癒着は起こるのです。

癒着のメカニズムについて

運動不足で肩を動かさないでいると、肩周囲の筋膜に癒着が重なる

→関節の動く範囲が狭まる

→関節に付着する筋肉が完全に伸びたり縮んだりできなくなり固くなる

→皮下組織と筋膜、筋膜間の摩擦が増える

→ちいさな傷が起こる

→筋膜癒着がさらに増える悪循環を繰り返します。

年齢とともに少しずつ身体が固くなるのはまさにこの筋膜癒着の積み重ねです。数日前か12らの癒着であれば、簡単なストレッチで取り除くことが出来るかもしれませんが、何ヶ月、何年、何十年数年とかけて積み重ねられた筋・筋膜癒着は適切な治療を受けない限り自然にはとれません。これが何年、何十年の頑固なコリや慢性的な痛みの原因です。

パソコン・スマートフォンなどを使い過ぎよる筋・筋膜組織の癒着

パソコンやスマホを同じ姿勢は、その人にとって楽な姿勢で行っています。

と言う事は、その姿勢とはある一定の形になっているのです。

それが筋・筋膜の癒着を進行させこの後、後述する様々な障害が身体を襲っているのです。

筋膜リリースの目的は「癒着した筋膜の滑走性を取り戻すこと=可動域の拡大」です。

当店の筋膜リリースは、「IASTM」というステンレス製のツールを使用する「軟部組織モビライゼーション」です。

筋肉を包んでいる「筋膜」をはじめとする軟部組織は、不良姿勢や使い過ぎで筋肉・靭帯・関節包などに癒着してしまうことがあります。

このような癒着を探し出してリリースする(解放する)ことに特化したIASTMというステンレスツールを使用するこの施術は、即効性があり、ほとんどの方に施術直後に変化を実感していただいています。

当院での施術の流れ

自然に立ってもらい姿勢分析、関節の動きの検査を行います。

皮膚との摩擦を軽減のため施術部分に摩擦軽減のためクリームを塗布し、専用器具でこするように施術します。

座位・立位・うつぶせ・仰向け・動かしながらなど、最適な体勢でおこないます。

一ヶ所につき数十秒~数分ですが、筋膜が影響しあう周囲の部位まで範囲を広げていきます。

可動域・運動痛、姿勢を確認し終了です。

※皮下に内出血が発生しますが、早ければ施術時間内、通常は数日以内に消失します。肌荒れを起こしているわけではありません。

 

筋膜の滑走・癒着・硬化

滑走‥正常な状態です。ヒアルロン酸が潤滑液の役割を果たしています。

癒着‥筋膜同士の滑りが悪くなった状態です。ヒアルロン酸が凝集化しています。

硬化‥筋膜が硬くなった状態です。伸縮性・弾性が減少し、可動域制限・運動痛などの症状が表れます。

筋膜の滑走

筋肉が活動する際にはヒアルロン酸が潤滑液となり、深筋膜がスムーズに収縮します。

ヒアルロン酸に水分が行きわたると筋肉同士の滑りが良くなる

ヒアルロン酸に水分が行きわたると筋肉同士の滑りが良くなる

滑走性の低下(癒着)

しかし、使い過ぎ・運動不足・不良姿勢・ケガなどでヒアルロン酸が脱水状態になると、サラサラしたゾル状→ドロドロのゲル状となり、ヒアルロン酸が凝集化して深筋膜同士の滑りが悪くなります。(滑走性の低下=癒着)

痛みを感じるセンサー(ポリモーダル受容器)は、筋膜に多く分布しているため、癒着が痛みを引き起こします。

コラーゲン繊維の高密度化(硬化)

筋膜自体はコラーゲンとエラスチンで構成されていますが、滑走性の低下によりゲル状のヒアルロン酸が凝集するとコラーゲン線維の高密度化し配列が不均等になり、伸縮性・弾性が減少し筋膜が硬くなってしまいます。すると可動域制限、運動痛などの症状につながります。

コラーゲン配列

配列が不均等になると、動きにくい方向が表れる

筋膜リリースの目的は滑走性を取り戻し、可動域を拡大すること

筋膜リリースの目的は「癒着した筋膜の滑走性を取り戻すこと=可動域の拡大」です。

滑走性を取り戻すには筋膜に水分を取り戻し、潤滑液(ヒアルロン酸)をサラサラな元の状態に戻します。そのためには水分が必要で、水分を届けるために血流を増加させます。

ヒアルロン酸に水分が戻って滑走性が正常化すると、コラーゲン線維の高密度化が解消して筋膜の伸縮性・弾力性を取り戻すことができます。

筋膜リリースに使用する器具について

アメリカで生まれた専門器具【IASTM】

IASTM (Instrument Assistant Soft Tissue Mobilizationの略)とは、軟部組織リリースのために人間工学に基づきデザインされた、手術用具にも利用されているステンレス鋼製のツールです。(アメリカFDA承認/医療グレード304)

効果的に瘢痕組織による筋膜可動制限を取り除くことを可能にするため特別にデザインされたステンレス製器具を用ます。軟組織線維化または慢性炎症を呈する局所を感知特定し効果的に治療します。

 

このような方におすすめです

◆スポーツ競技の予防、技術の向上を目指す方

◆頑固な肩こり・腰痛をお持ちの方

◆生活習慣病(肥満・高血圧など)に悩む方

◆スタイル改善したい方

適応症

【頚部(首~肩)】むち打ち症(後遺症)頚椎捻挫/頚部痛/肩こり寝ちがえ

【肩関節~手部】肩回旋腱板(ローテーターカフ)炎40肩外側上顆炎(テニス肘)/内側上顆炎(野球肘)腱鞘炎/手根管症候群 ばね指

【腰背部】腰部捻挫/腰痛/急性腰痛(ヘルニア/脊柱管狭窄症の憎悪を除く)筋性背部痛

【下肢】肉離れ 膝蓋腱炎 シンスプリント アキレス腱炎 足関節捻挫

禁忌

癌/腫瘍・血友病・骨化性筋炎・骨髄炎・裂傷(キズ)

骨折・静脈瘤・腎機能障害・血栓症・妊娠中・骨粗鬆症

感染症・発熱時・炎症性関節症

 

 

 

 

けやごう鍼灸整骨院・整体院、ピラティス教室

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      土曜 9:00~17:00
【休診日】 日祝

病院に行っても改善しないお体の痛み、不調を改善します。鍼灸、整体、筋膜リリース、産後の骨盤矯正、美容鍼、ピラティスなどをお客様の状態に合わせてご提供いたしております。