不眠症の鍼灸治療

人は入眠時に深部体温がわずかに下がることで眠りに就くことができます。

眠くなってくると手足が温まるのは、身体の熱を手足の末梢血管を介して放熱するためです。

生活習慣の乱れや心身のストレスが続くと自律神経が狂い、体温調節が上手くできなくなります。

特に交感神経が優位になると血管が縮み、血の巡りが悪くなります。

結果、手足への放熱をしてから入眠できる過程が妨げられ、手足も冷えてなかなか眠りにつくことができなくなります。

また、内臓が冷えてしまうことで末梢の血管が開くため、手足や頭のほてりで眠れなくなることもあります。

身体の内側に熱が旺盛になってしまうため、手足での放熱だけでは間に合わず、ひどくなると身体を冷やすために寝汗をかくこともあります。

鍼灸治療では、悩み別に不眠の原因を見極めていきます。

鍼治療で自律神経を調え、全身の循環を良くしていきます。

冷え以外にも肩こりや首こりを伴っていることが多いので、そちらも併せて治療していきます。

不眠症の種類と症状

手足の冷えの不眠タイプ

全身の血の巡りを整え、末梢の手足を温めるように治療していきます。
主に手足や首、肩、背中のツボを使い、身体の緊張をとっていきます。鍼やお灸の刺激もマイルドに行いリラックスさせることで副交感神経を優位にしていきます。
このタイプの不眠の人は、日常生活でリラックスすることを心掛けたり、就寝前にストレッチをいれて手足が温めることを取り入れるとよく眠ることができます

手足のほてりの不眠タイプ

全身の血の巡りの改善の他に、旺盛になった熱を取り除く治療を加えていきます。
内臓の冷えや緊張を緩和させるために、お腹に鍼やお灸を施していきます。内臓の冷えが改善されると手足や頭の熱もスムーズに放熱されるようになります。
このタイプの不眠の人は、普段から冷たい物を摂りすぎたり生活習慣のリズムが悪い人に多いです。遅い時間に食事をとらないことや就寝前にお腹を温めるように習慣つけていきましょう。

治療頻度

スムーズに睡眠に就く習慣が出来るまで初めの3ヶ月は週に2回程の治療をおすすめします。
最初は施術を受けた日はリラックスしてよく眠れた、ということから症状が寛解し始めます。

徐々に眠れる日が増えてきたことやお薬に頼らなくても眠れるようになってきたなど段階がありますので、焦らず気長に頑張りましょう。
症状が落ち着いてきましたら治療頻度を週に1回から2週に1回に変えていきます。

けやごう鍼灸整骨院・整体院、ピラティス教室

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